2021年10月 つみたてNISA・iDeCo結果【ES全世界が躍進】

2021年10月投資結果

つみたてNISAやiDeCoで資産形成をしたいと考える方は多いと思います。

私は2020年からつみたてNISA、2021年からiDeCoを始めました。

この記事は、前回に引き続き18カ月のつみたてNISA・4カ月のiDeCoの結果がわかる、2021年10月の投資の結果報告です。

投資カテゴリ投資期間
つみたてNISA2020/4~2021/10
iDeCo2021/7~2021/10
企業確定拠出型年金2017/4~2020/10

前回の結果はこちら

2021年9月 つみたてNISA・iDeCo結果

つみたてNISAとiDeCoの制度説明もこちらで解説しています。

2021年7月 つみたてNISA・iDeCo結果

今月の金融ニュース:岸田内閣発足・金融所得税

10/10に岸田内閣が発足しました。

岸田総理大臣は、総裁選の際に「金融所得税を見直す」としていましたが、首相着任後は「当面見直しは考えていない」とも発言しました。(金融所得税課税見直しで波紋発言は後退したのか?(NHK))

そもそもなぜ、この金融所得税がハイライトされるのか、知らなかったので、調べてみました。

給与所得税と金融所得税の課税

給与所得税は5%~45%の累進課税ですが、金融所得税は一律20%です。

表にある通り、所得が695万円を超すと所得税は23%となり、金融所得の一律税率と逆転します。

ここで所得の一部が金融所得であった場合、所得が695万円でも実際の納税は所得に対しては20%以下の場合があります。

年収が1億円付近では金融所得を受ける人が多く、結果的に税率が逆転する(稼げば稼ぐほど税率が下がる)ため「1億円の壁」と呼ばれ、今回解消すべき課題として付議されていました。(参考:金融所得課税と1億円の壁(三井住友DSアセットマネジメント))

この「金持ち優遇」状態を是正するため、金融所得税の見直しが検討されたとのことです。

なお、年収が1億円を超す割合は就労者の0.033%とも算出されるそうで、非常に少数であることがわかります。(e-Statで見れるデータより算出できるようです。所得階級別人員

今回提案された見直しが一律であることから金持ち優遇是正のはずが、その他の所得者にも納税の負担が大きくなりそうですので、しっかり動向を見る必要がありそうです。

つみたてNISAとiDeCoの運用実績

今月分の投資によって、総金融資産は1,857,246円(前月比+¥158,682円)になりました。

今月の追加投資は、56,333円です。先月は伸びにブレーキがかかっていましたが、今月は驚くほど伸びています。

つみたてNISAの投資内容

投資期間

投資期間は2020/4から2021/10の18カ月です。

銘柄毎の運用実績

つみたてNISA投資結果

毎日積立で 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) の一銘柄のみの運用にしています。

ちょうどこの銘柄の基準価格が10月の後半に1000円ほど上昇したことを要因として、結果的に総資産をしっかり底上げしてくれています。

iDeCoの投資内容

投資期間

投資期間は2021/7~ 2021/10現在の4か月です。

2017/4~2020/10 に受け取った企業型確定拠出年金を移換金として、新たに運用を開始しています。

運用実績

先月は 恒大集団ショック の影響からか、拠出額が総資産を上回っていましたが、今月は総資産が圧倒的に上回りました。

初めて日が浅いのが影響したからか、変動がかなり激しいように思えます。

銘柄ごとの構成比率

現在運用しているのは下記4銘柄です。

これらの資産比率は下記になります。

iDeCo拠出額内訳

今月の拠出額23,000円はすべて eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)(eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)) に掛けています。

グラフのみだとわかりにくいですが、数値ひとつひとつを確認すると、全世界株式が総資産の押上をしていました。

まとめ

2021年10月の投資結果をまとめました。

先月、 恒大集団ショック で反発を受けたiDeCoが回復したのが特徴的でしたね。

また、今月からやっとiDeCoを上限まで引き上げることができました。申請から2カ月ほどで反映しました。

NISAと合わせるとそこそこの額になるので、上手く増えてくれるといいです。