出産後しばらくして落ち着くと、ゆっくり温泉に行きたくなりますね。
しかし、赤ちゃんがいて、さらにペットも連れていくとなると泊まれる宿はかなり限られます。
本記事では、札幌から2時間以内で行ける、中型犬と乳児がどちらも快適に暮らせる宿をまとめて紹介します!
子どもと旅行できるようになったから、せっかくなら温泉に浸かってゆっくりしたい!
- 中型犬が宿泊できること
- 温泉宿であること(コテージやホテルリゾートは除外)
- 乳児でも安心して過ごせる施設・備品があること
- 札幌から2時間以内で移動できること
結論!おすすめの宿はこちら!
私が調べた中で、柴犬と赤ちゃんが泊まれる温泉宿のおすすめはこちらです!
詳細は以降紹介します。
エリア | 洞爺湖 | 定山渓 | 登別 | 登別 |
宿名 | 乃の風リゾート | 定山渓森の謌 | 第一滝本館 | 心のリゾート海の別邸ふるかわ |
推しポイント | ペット施設 | 施設アメニティ | 一日遊べる | 贅沢 |
定員 | 2名 | 3名 | 2~5名 | 2~5名 |
最低宿泊料金 (2名宿泊時大人一人当たり) | ¥17,600~ | ¥23,100~ | ¥12,650~ | ¥31,850~ |
犬の頭数制限 | 小型犬2匹/中大型犬1匹 | ~10kgの犬2匹 | 中型犬以下のサイズで体重15kg前後まで | なし |
また、他にも赤ちゃんと柴犬で泊まれそうな場所がありました。
今回は詳細な紹介は割愛します。
エリア | 定山渓 | 支笏湖 | 洞爺湖 | 北湯沢 |
宿名 | ぬくもりの宿 ふる川 | しこつ湖 水の謌 | ゆとりろ洞爺湖 | 湯元ホロホロ山荘 |
定員 | 2~4名 | 2~4名 | 7名 | 2~3名 |
最低宿泊料金 (2名宿泊時大人一人当たり) | ¥20,000~ | ¥23,650~ | ¥12,650~ | ¥9,900~ |
犬の頭数制限 | なし | ツインルームは小型犬・中型犬合わせて2匹まで 露天風呂付和洋室は小型犬・中型犬合わせて2匹または大型犬1匹 | ~10kgの小型犬3頭 | 小型犬2匹または中・大型犬1匹 |
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森の謌とゆとりろ洞爺湖に関しては、10キロ以下のサイズ制限があるため、大柄な柴犬は宿泊ができません。
ペットと泊まるときの注意点
ワクチン接種証明書を持参する
ドッグランなどと同じように、宿泊には狂犬病および5種混合以上のワクチンの接種証明書が必要な宿がほとんどです。
必ず接種して、持参するようにしましょう。
トイレトレーニングを完了させる
トイレトレーニングは完了させましょう!
一日の外出や外泊をしたことがない場合は、普段使っているトイレトレーを持参するのが無難です。
粗相が不安な場合は、犬用のおむつを使うと万が一の場合も安心です!
我が家の柴犬(女の子・12キロ)は成犬サイズでLサイズを使っています。
男の子だとLLサイズがちょうどいいと思います。(女の子のウェアにLLサイズの展開はありません)
自家用車かレンタカーで!
札幌近郊の温泉は、市内から無料の送迎バスを出していることが多いですが、ペット同伴は利用不可です。
自家用車か、レンタカーで宿まで向かいましょう。
レンタカーの場合、ペット乗車可能であることを確認してから借りましょう。別途ペット料金がかかる場合があります。
赤ちゃんと泊まるときのチェックポイント
赤ちゃんを連れて宿泊する際、成長過程によって必要な物は変わってきます。
数に限りがあるため、ホテルの備品を確実に借りるために、事前に予約しましょう。
食事
0歳の間は、月齢により食事内容が大きく変化しますので、基本的には持参が必須です。
離乳食のあたためサービス、哺乳瓶洗浄のサービスを行っているホテルもあります。
離乳食やミルク卒業後は、キッズメニューがあるかを確認しましょう。
ビュッフェの場合は、子ども用のカラトリー・食器の用意や低めの台に子ども向けのご飯を集めたキッズコーナーを確認しておくと良いです。
また、食事会場に子ども用の椅子があるか、ベビーカー持ち込み可能かも確認しましょう。
お風呂
お風呂のチェックポイントは以下の通りです。
- 親が体を洗っている間に待てるか
→ベビーバスやベビーチェアがあると便利 - 一緒に湯舟に入れるか
→乳児入浴可能か、ベビーバスで代用できるか - 着替えのスペースがあるか
→ベビーベッドがあるか
一緒に入るのが難しそうなら、家族風呂を利用すると良いでしょう。
部屋の設備
基本的には、親と添い寝になります。
和室であれば問題ありませんが、ペット可の部屋は洋室が多いです。
ベッドから転落防止のベッドガードや、ベビーベッドの貸し出しができるかを確認しましょう。
ペット向けの施設が充実!洞爺湖・ザ レイクビューTOYA乃の風リゾート
2012年開業の全室レイクビューが売りの野口観光系列の宿です。
野口観光の中では乃の風リゾートは準高級志向の宿にあたります。
ザ・レイクビューTOYA乃の風リゾート ペットルーム
ペットルームはツインと広めのツインの2種あります。
ペット向けの施設は一般に眺望が良くないですが、乃の風リゾートのペットルームからは洞爺湖の景色を望むことができ、また出入りすることができます。
宿泊可能人数は2名です。
どちらの部屋も湯舟はありません。
参考価格(一人当たり/2名宿泊時/公式サイトより)
ツイン:¥17,600~
広めのツイン:¥22,000~
ペット料金:¥3,300
小型犬2匹/中大型犬1匹
ペット備品・アメニティ・施設
乃の風リゾートにあるペット施設、ペット用の備品やアメニティは下記の通りです。
項目 | 有無 |
---|---|
ケージ | 〇 |
トイレトレー | 〇 |
トイレシート | 〇 |
食器 | 〇 |
水飲み皿 | 〇 |
エチケット袋 | |
消臭ゴミ箱 | 〇 |
消臭スプレー | 〇 |
項目 | 有無 |
---|---|
犬用シャンプー | 〇 |
ウェットシート | |
粘着ローラー | 〇 |
ドッグラン(共用) | 〇 |
ドッグラン(専用) | |
その他備品 | クイックルワイパー タオル |
その他施設 | ペットショップ ペットレストラン セルフ撮影スタジオ ペット用洗い場(広めツイン) |
乃の風リゾートはペット関連の施設がとにかく充実しています。
ペットショップやペット連れ可能なレストランに加えて、撮影スタジオまで備えられているのは、まるでペットリゾートの様です。
ペットと一緒に夕食を取ることができるプランもありますので、お留守番に不安がある子にも安心です。
ベビー備品・サービス
項目 | 有無 |
---|---|
ベビーベッド | 〇 |
ベッドガード | |
ベビーバス | 〇 |
ベビーチェア(風呂) | 〇 |
おむつ用ゴミ箱 | 〇 |
補助便座 |
項目 | 有無 |
---|---|
哺乳瓶消毒 | |
離乳食温め | 〇 |
キッズミール | 〇 |
乳幼児入浴 | 〇 |
キッズスペース | |
家族風呂 | 3,300円/50分 |
乃の風リゾートは子ども向けのサービスも必要最低限の分がしっかり揃っています。
大浴場にはベビーベッドとおむつ用のゴミ箱があります。
貸し出し備品が充実!定山渓 森の謌
2010年開業の新しめの鶴雅リゾート系列の宿です。
定山渓 森の謌 ペットルーム
森の謌のペットルームは一種類で、ペットルームには珍しい1階ではなく3階にあるお部屋で定員は3名です。
部屋に湯舟はありません。
一番の特徴は、部屋の目の前にある専用のドッグガーデンです!
人間は部屋でゆっくりしながら、ワンちゃんたちはずっと遊ぶことができます。
参考価格(一人当たり/2名宿泊時/じゃらんより)
部屋料金:¥23,100~
ペット料金:¥5,500
~10kgの犬2匹まで
ペット備品・アメニティ・施設
項目 | 有無 |
---|---|
ケージ | |
トイレトレー | 〇 |
トイレシート | 〇 |
食器 | 〇 |
水飲み皿 | 〇 |
エチケット袋 | 〇 |
消臭ゴミ箱 | |
消臭スプレー | 〇 |
項目 | 有無 |
---|---|
犬用シャンプー | |
ウェットシート | 〇 |
粘着ローラー | 〇 |
ドッグラン(共用) | |
ドッグラン(専用) | 〇 |
その他備品 | おもちゃ ベッド |
その他施設 | 足洗い場 |
森の謌には、おもちゃやベッドが用意されているなど、他の宿にはないアメニティも揃っています。
ただし、ケージはありません。
食事中など、部屋を留守にする際に気になるのであれば、クレートやソフトケースを持参すると無難です。
ベビー備品・サービス
項目 | 有無 |
---|---|
ベビーベッド | 〇 |
ベッドガード | 〇 |
ベビーバス | 〇 |
ベビーチェア(風呂) | |
おむつ用ゴミ箱 | 〇 |
補助便座 | 〇 |
その他備品 | おねしょシーツ ベビー用全身ボディソープ 授乳クッション ベビーチェア シャンプーハット |
項目 | 有無 |
---|---|
哺乳瓶消毒 | 哺乳瓶消毒ケース貸し出しあり |
離乳食温め | 〇 |
キッズミール・ベビーミール | |
乳幼児入浴 | |
キッズスペース | |
家族風呂 |
特徴的なのは、おねしょシーツやシャンプーハットなど、幼児向けのアメニティまで充実しているところです!
おむつが外れる前の乳幼児の入浴は禁止ですが、ベビーバスがあるので、一緒に浴場へ行けます。
大浴場にはベビーベッドと子ども用のトイレがあり、安心です。
ただし、ごはんは大人向けで、いわゆる子ども向けのメニューはありません。
慣れた味が良い場合はスナックを持参するなど工夫が必要そうです。
一日中遊びたい!登別 第一滝本館
第一滝本館は創業が明治にさかのぼるほど、歴史のある温泉宿です。
しかし施設は新しく、2018~2020年に東館・西館・南館を立て続けにリニューアルオープンしています。
建物だけでなく、ビュッフェまでリニューアルされているそうですので、以前行ったことがある人でも、新鮮な気持ちで楽しめると思います。
何よりも第一滝本館の温泉は非常に種類が多く、またウォータースライダーがあるプールもあり、子ども連れでも館内で十分時間をつぶすことができます。
第一滝本館 ペットルーム
第一滝本館には3種類のペットルームが用意されています。
わんちゃんツインは定員2名ですが、和室(定員4名)とスイート(定員5名)は一般的なファミリーが泊まれるサイズです。
共通して、部屋から外に出れる出入口はありません。
ツインのみ、湯舟がありません。
参考価格(一人当たり/2名宿泊時/公式サイトより)
部屋料金:¥12,650~(和室)/¥18,150~(ツイン)/ ¥29,150~(スイート)
ペット料金:¥1,650
中型犬以下のサイズで体重15kg前後まで
ペット備品・アメニティ・施設
項目 | 有無 |
---|---|
ケージ | 〇 |
トイレトレー | |
トイレシート | 〇 |
食器 | 〇 |
水飲み皿 | 〇 |
エチケット袋 | |
消臭ゴミ箱 | 〇 |
消臭スプレー | 〇 |
項目 | 有無 |
---|---|
犬用シャンプー | |
ウェットシート | |
粘着ローラー | 〇 |
ドッグラン(共用) | |
ドッグラン(専用) | |
その他備品 | クッション(スイートのみ) |
その他施設 |
第一滝本館にも十分ペット備品が揃えられています。
持参品は少なくても良さそうです。
ベビー備品・サービス
項目 | 有無 |
---|---|
ベビーベッド | |
ベッドガード | |
ベビーバス | |
ベビーチェア(風呂) | 〇 |
おむつ用ゴミ箱 | |
補助便座 | |
その他備品 | 子ども用浴衣(サイズ80~) |
項目 | 有無 |
---|---|
哺乳瓶消毒 | |
離乳食温め | 〇 |
キッズミール | 〇 |
乳幼児入浴 | 〇 |
キッズスペース | 〇 |
家族風呂 |
第一滝本館はアメニティが充実しているわけではありませんが、子ども用浴衣や大浴場すぐにあるキッズスペースなど、子どもも飽きさせない工夫が多い宿です。
プールも水深が浅いキッズプールを備えており、安心です。
大浴場の脱衣所にはベビーベッドがあります。
なお、部屋向けの貸し出しベビーベッドやベッドガードがないので、ツインに宿泊の際は落下防止に注意が必要です。
贅沢に過ごしたいときは、心のリゾート海の別邸ふるかわ
心のリゾート海の別邸ふるかわは2010年にオープンした高級志向の宿です。
上記で紹介した第一滝本館と同様、施設で一日過ごすことができます。
第一滝本館は子ども向けのエンターテイメント性が高い宿である一方、ふるかわは大人向けのくつろぎ施設に富んだ施設です。
そのため、子どもNGのイメージがありましたが、調べたところ子どもにも優しい宿であることがわかりました!
下記赤ちゃん(1歳)との宿泊口コミブログがとても参考になりました。
心のリゾート海の別邸ふるかわ ペットルーム
ふる川にはペットルームが2種あります。
ツインの定員は2名、和洋室の定員は5名です。
ツインルームには専用の中庭があり、そこでペットと遊ぶことができます。
どちらも部屋にお風呂があり、和洋室には檜風呂があります。
外へ続く専用の玄関があるので、ロビーを通らず散歩に行くことができます。
参考価格(一人当たり/2名宿泊時/公式サイトより)
ツイン:¥31,850~
和洋室:¥34,850~
ペット料金:なし
ペットの頭数・サイズ制限なし
ペット備品・アメニティ・施設
項目 | 有無 |
---|---|
ケージ | 〇 |
トイレトレー | 〇 |
トイレシート | 〇 |
食器 | 〇 |
水飲み皿 | 〇 |
エチケット袋 | 〇 |
消臭ゴミ箱 | 〇 |
消臭スプレー | 〇 |
項目 | 有無 |
---|---|
犬用シャンプー | |
ウェットシート | 〇 |
粘着ローラー | |
ドッグラン(共用) | |
ドッグラン(専用) | 〇(ツイン) |
その他備品 | |
その他施設 | 足洗い場 |
「アメニティが充実」で紹介した森の謌に匹敵するほど、充実しています。
ほぼ手ぶらで行くことができますね。
ベビー備品・サービス
項目 | 有無 |
---|---|
ベビーベッド | |
ベッドガード | |
ベビーバス | |
ベビーチェア(風呂) | 〇 |
おむつ用ゴミ箱 | 〇 |
補助便座 | |
その他備品 |
項目 | 有無 |
---|---|
哺乳瓶消毒 | |
離乳食温め | |
キッズミール | 〇 |
乳幼児入浴 | 〇 |
キッズスペース | |
家族風呂 | 80分 4,400円 |
ふる川は赤ちゃん用の備品が多く備えられているわけではありません。
ベッドタイプのお部屋ですので、落下防止が気になる場合は和洋室を選択する必要がありそうです。
大浴場の脱衣所には、着替え用のバウンザーとおむつ用のゴミ箱があります。
まとめ
本記事では、札幌近郊で温泉を楽しめ、柴犬と赤ちゃんと泊まれる宿をまとめました。
ペットと泊まる時点で選択肢はかなり減ってしまいますが、どの宿もペットに優しく楽しめそうな宿ですね。
是非、旅行を楽しんでください。