先日(2022/5/28)、Google Cloud Professional Data Engineerに合格しました。
自分は合格に向けてudemyで二つの問題集を購入してそれらを中心に勉強したので、購入した問題集を紹介します。
実際に試験に合格した上での個人な感想ですが、試験に合格することが目的ならば講義形式の講座は必要なく、udemyの問題集だけで十分だと感じました。
Professional Data Engineerとは
公式サイトに説明があるように、Professinal Data Engineerをとることで下記の能力が評価されます。
- データ処理システムの設計
- 機械学習モデルの運用化
- ソリューションの品質の確保
- データ処理システムの構築と運用化
昨今、データに基づいて施策・意思決定を行うというデータドリブンの考え方が主流になりつつあります。データを最も適切に溜めることが可能なDBは何か、データを溜める・使う仕組みをどう運用するべきか、等について最低限の知識を持っていることを証明する資格となっています。
また、2021年の最も高収入につながる IT 認定資格ランキング1位(※)であり、非常に注目を集めている認定資格の一つです。
※ skillsoft : https://www.globalknowledge.com/us-en/resources/resource-library/articles/top-paying-certifications/#gref
取得に必要な最低限の知識
この資格はGoogle Cloudの上位資格にあたります。Google Cloudのサービスを知らないと設問の意味が理解できないので、最低限として入門レベルであるGoogle Cloud Associate Cloud Engineer資格は取得しておいたほうが良いです。
もしまだAssociate Cloud Engineerを取得していない場合、下記の記事を参考に取得を目指してみてください。
GCP Associate Cloud Engineer合格に向けたおすすめの勉強方法と問題集おすすめのudemyの問題集
Professional Data Engineerは選択肢問題形式のテストですが、こういった試験では問題に慣れるのが一番重要です。udemyで非常に高品質な問題集が発売されているので、udemyを利用しましょう。
それぞれの問題集に対して2ー3回程度繰り返し解いて、知識をしっかりと定着させましょう。
セール期間中に買えば、それぞれ1,300円程度です!
【最短攻略】Google Cloud 認定 Professional Data Engineer 模擬問題集
この模試問題集は日本語の問題集で、150問(50問x3セット)の問題と解説がついています。
この模擬問題集で出題されている問題と非常に似ている問題が本番試験にも出たので、絶対におすすめしたい問題集です。
ほとんどの問題の解説には、問題を解くために必要な知識を得るための公式ドキュメントへのリンクがあります。効率的に公式ドキュメントを読むことが可能で、それは効率的な勉強にもつながります。
十分に試験勉強ができていなくても、とりあえずこの問題集を解いて、解説を読みながら勉強するという勉強方法が個人的にはおすすめです。
一方で少し残念なのが、不正解の選択肢への説明がないことです。なぜ不正解なのかが分からない問題もあったので、そういう問題に対しては公式ドキュメントを読み込んで、自分で答えを探さないといけないです。
Google Cloud Professional Data Engineer Practice Tests
この問題集は英語の問題集で、100問(50問x2セット)の問題と解説がついています。
英語なので警戒するかもしれませんが、簡単な英語が使われていますし、Google自動翻訳を使えば問題を解くには十分な日本語に変換されます。
100問なので先に紹介した模擬問題集よりは問題数が少ないですが、先ほどと同様にこの模擬問題集で出題されている問題と似ている問題が本番試験にも出たので、こちらも絶対におすすめしたい問題集です。
この問題集の傾向としてBigQuery周りの認可に関する問題が多いです。IAMやリソースへのポリシー設定周りに心配があるかたには、よりおすすめです。
また、不正解の選択肢に対してなぜ不正解なのかも詳しく解説してくれているので、非常に親切な問題集です。
まとめ:udemyの問題集がおすすめ
自分が利用したudemyの問題集を二つ紹介しました。
- 【最短攻略】Google Cloud 認定 Professional Data Engineer 模擬問題集
- Google Cloud Professional Data Engineer Practice Tests
両方とも、問題集に出てくる問題と非常に似た問題が本番試験にも出るので、両方の購入がおすすめです。セール期間を狙えば、一つ当たり1,300円程度なので負担も少ないのがうれしいですね。
サービスを口頭で説明してくれる講義形式の講座もありますが、試験に合格するためには問題を解けなければなりません。講義が無駄とは言いませんが、時間もかかりますし合格を目的とする上では過剰かと思うので、問題集をベースとした勉強がおすすめです。
また、無料で提供されているGoogle Cloud公式の模擬問題も忘れずに解きましょう。
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