pacmanコマンドでよく利用するオプションをまとめてみた

pacmanコマンドでよく利用するオプションをまとめてみた

パッケージの検索・削除・インストールなど、よく使うコマンドをまとめました。(pamacも)

ほとんどはこちらにまとまっています。

https://wiki.archlinux.org/index.php/pacman

https://wiki.archlinux.org/index.php/Pacman/Tips_and_tricks

随時追加予定です。

パッケージのインストール

Arch Linuxでは依存関係を解決するために、新しいパッケージをインストールする前にインストール済みのパッケージはアップデートされていることが推奨されています。

なので、パッケージをインストールするときに、更新も同時に行います。

# パッケージを更新&インストール
$ sudo pacman -Syu package_name
# パッケージのインストール
$ sudo pacman -S package_name
# pamacによるAURのインストール
$ pamac build package_name

インストール済みパッケージの検索

# 明示的にインストールされたパッケージを表示
$ sudo pacman -Qe
# 依存関係として不要になったパッケージを表示
$ sudo pacman -Qdt

インストール済みパッケージの削除

# 一つのパッケージを削除
$ sudo pacman -R package_name
# 他のパッケージに必要とされない依存関係も含めて削除
$ sudo pacman -Rs package_name
# pamacで入れたAURパッケージを削除
$ sudo pamac remove package_name

パッケージの更新

# 特定のパッケージを更新
$ sudo pacman -S package_name
# すべてのパッケージを更新
$ sudo pacman -Syu
# pamacで入れたパッケージを更新(upadteでも可)
$ sudo pamac upgrade

補足1:更新したくないパッケージがあるとき

更新を避けたいパッケージがあるとき(例えばカーネルのアップグレードをしたくないとき)は、/etc/pacman.conf内のIgnorePkgを編集します。

やり方は下記参考。

https://wiki.archlinux.org/index.php/pacman#Skip_package_from_being_upgraded

補足2:pamacのupgradeについて

upgradeとupdateは全く同じ動作らしいです。

https://wiki.manjaro.org/index.php/Pamac#Using_the_Pamac_CLI