柴犬に最適なエリザベスカラーのサイズは?形状毎におすすめサイズを紹介

犬の去勢・避妊手術後に付けるエリザベスカラーですが、柴犬に適したサイズはどれでしょうか?

サイズが小さいと傷口を舐められてしまいますし、大きいと邪魔になってしまって食事や水飲みができません。

異なるサイズで異なる形状のエリザベスカラーを2つ購入した私たちが、形状ごとのおすすめのエリザベスカラーのサイズを紹介します!

この記事の結論

ドーナッツ型と円錐台形型の両方において、首元から20cmの幅が最適

※我が家の柴犬は体重12kgの雌犬です。この記事では我が家の柴犬サイズでの利用を想定しています。下記の記事に犬の写真を載せているので、大きさの参考にしてください。

柴犬(メス)の体重推移をグラフ化!フードは何?量は?【生後2ヵ月~】柴犬(メス)の体重推移をグラフ化!フードは何?量は?【生後2ヵ月~】

エリザベスカラーとは?

エリザベスカラーとは、犬や猫が外傷を舐めることを防止するための保護具です。

術後の傷を舐めてしまうと、傷の治りが遅くなってしまうことや傷が悪化する恐れがあります。

そういった術後の問題を防ぐために利用されるのがエリザベスカラーです。

どんな種類があるの?

円錐台形型のエリザベスカラーが広く一般的に使われている印象があります(Amazonでも売り上げ1位はこの形です)。

一方で、デザイン性を高めたドーナッツ型のエリザベスカラーも多く販売されています。

これら2つの種類の違いを簡単にまとめてみます。

円錐台形型ドーナッツ型
メリット・安価な商品(プラスチック製)が多い・視界をあまり狭めない
・デザイン性が高い
・外さなくても食事が可能
デメリット・視界が狭まる
・熱がこもる
・プラスチック製だと割れる心配がある
・素材によっては重い

個人的にはドーナッツ型のエリザベスカラーが可愛くておすすめです!

下記では、それぞれの形状での柴犬におすすめサイズを紹介します。

円錐台形型エリザベスカラーのおすすめサイズ

ずばり、首元から先端までの幅が20cmの商品がおすすめです。

我が家では下記のYcozy エリザベスカラーのLサイズを購入しましたが、少し大きかったです。Mサイズが最適だと思います

下記が実際に避妊手術後にこのエリザベスカラーをつけてみた様子です。

Lサイズをつけている様子(正面)
Lサイズをつけている様子(横向き)

この商品はマジックテープで止めることができるので、着脱が非常に簡単です。また、本来の目的である傷口をなめさせないというのも達成できます。

ただ、熱が籠りやすかったり、視界が狭まってしまう、着けたままでは食事ができない等のデメリットもあります。

画像からわかるかもしれませんが、Lサイズは一回り大きかったです。マジックテープで大きさの調整がしやすいので、Mサイズで十分かと思います。

ドーナッツ型エリザベスカラーのおすすめサイズ

ドーナッツ型も円錐台形状と同じで、幅20cmがおすすめです。

私たちは、下記の幅15cmの「エリザベスカラー唐草模様」商品を購入しましたが、小さすぎて傷口を舐めることができてしまいました。

幅が15cm以下の商品は絶対にやめましょう

実際につけている様子がこちらです。

ドーナッツ型のエリザベスカラー(幅15cm)
ドーナッツ型のエリザベスカラー(幅15cm)

視界を狭めないですし、デザインも良いのですが、サイズが小さくて傷口をなめられてしまったら意味がないですよね。。。

一方で、顎置きに利用して気持ちよさそうに昼寝していたので、布製のドーナッツ型はサイズさえ合えば非常に良い商品かと思います。

幅を5cm拡張してみた

このまま使えないのは悔しいので、周囲に5cm分のクッションを追加してみました。

そうすると、傷口をなめることができなくなったので、ドーナッツ型で必要な大きさは幅20cm以上と言えそうです。

5cm幅のクッションを追加した様子

まとめ:幅20cm以上のサイズがおすすめ

この記事では形状別のおすすめのエリザベスカラーのサイズを紹介しました。

ドーナッツ型では幅15cmだと小さすぎましたが、幅を5cm拡張することで傷口を守るのに十分な大きさになりました。

また、円錐台形型のエリザベスカラーにおいては、25cm幅だと大きすぎる印象でした。

結論として、どんな形状であろうと、首元から20cm程度の幅があれば十分かと思います。