WordPressの運用においてAmazon Lightsailはおすすめできない!

このブログは、2021年7月から2021年12月までAmazon Lightsail上にWordPressをインストールして運営してきましたが、2022年からエックスサーバーで運営しています。

エックスサーバー ⇒ Amazon Lightsail ⇒ エックスサーバーとWordPressを移行してきた自分が、WordPressにLightsailをおすすめできない理由をまとめていきます。

WordPressのサーバー選びに迷っている方の参考になれば幸いです!

Lightsailとエックスサーバーについて

Amazon Lightsailとエックスサーバーの違いってなに?という方もいらっしゃると思います。

ここでは簡単に各サービスについてまとめます。

Amazon Lightsail

Amazon Lightsailは、AWS上で提供されている仮想プライベートサーバーです。

WordPressやGitLabなどがパッケージとして提供されており、数クリックで目的のサービスサーバーを立ち上げることが可能です。

月額$3.5から利用可能であり、非常に安価にサーバーを立ち上げることが可能です。

エックスサーバー

Xserverは、エックスサーバー株式会社が運営しているレンタルサーバーを提供するWebサービスです。

WordPressの立ち上げが非常に簡単で、ドメイン取得+サーバーの立ち上げまで数クリックで可能です。

安定的な通信速度、基本的なセキュリティ設定がデフォルトで対応済み、バックアップ機能、24時間365日のサポートもあり、WordPressにおいて国内で最も人気なレンタルサーバーサービスです。

月額990円から利用可能です。

LightsailがWordPressにおすすめできない3つの理由

WordPressにLightsailがおすすめできない理由はずばり下記です!

Lightsailがおすすめできない理由
  • PHPのバージョンアップがめんどくさい
  • 金銭面のメリットが実は小さい
  • WordPressの設定に時間がかかる

理由1:PHPのバージョンアップがめんどくさい

私がLightsailからエックスサーバーに移行した最大の理由は、Lightsailではphpのバージョンアップがめんどくさいという点です。

Lightsailではbitnamiというパッケージを利用してWordPressをサーバーにインストールしています。

bitnami自体は優れたライブラリなのですが、bitnamiではPHPのバージョンアップはできません。

つまり、もしPHPのバージョンを上げたい場合には、現在のサーバーとは別に新バージョンのサーバーを立ち上げてデータを移行する、という作業が必要になります。

※ 参考:How to upgrade the PHP version

これ、非常にめんどくさいです、、、

ブログの規模が大きくなると、データ移行のためのAll-in-One WP Migrationプラグインの購入は必須ですし、PHPのバージョンアップごとにSSLの設定などが必要になってきてしまいます。

一方で、面倒くさいからとPHPのバージョンアップをしないでいると、セキュリティ上の問題も発生してしまいます。

ブログはブログを書くことが目的なので、それ以外にあまり時間をかけたくないものですよね。

ちなみに、エックスサーバーだと利用するPHPのバージョンを選ぶことが可能で、数クリックでPHPのバージョンを変更することが可能です。

理由2:金額面のメリットが意外と小さい

Lightsailは月額$3.5から利用でき非常に安価なサービスです。

一見エックスサーバーより非常にお得に見えますが、実質はそこまでお得ではありません。

Lightsailでは、サーバー代としておよそ月額$4.0-4.5(500円弱)かかります。そして、サーバー代に加えてドメイン料金も発生します。

AWS Cost Explorer:2021年10月から12月のLightsailの実際の利用料金

まずサーバー代ですが、なぜ$3.5より高くなってしまうのかと言うと、データのバックアップ+税金にお金が掛かるためです。

ワードプレスにおいて、意図せぬ事故でデータがすべて消えてしまうのを防ぐためにデータのバックアップは必須です。

Lightsailでは「スナップショット」と呼ばれる機能でデータのバックアップ(OSから丸ごとバックアップ)を行いますが、これに月額$1.0前後の料金が発生してしまいます。

加えて、ドメイン料金は種類に応じて異なりますが、年額にして決して小さくない金額が発生してしまいます。

ちなみにエックスサーバーではキャンペーンを上手に活用することで、サーバー代が月額660円程度、かつ、ドメインを永久無料で利用できます。また、データのバックアップは自動かつ無料です。お得ですね!

理由3:WordPressの設定に時間がとられる

Lightsailでは、WordPressの設定に時間がかかります!

SSL化、証明書の自動更新設定、メールサーバーの設定等々、いろいろな設定を自分でやる必要があります。

勉強だと思って取り組む分には良いのですが、段々と面倒くさくなってきてしまいます。。。

ブログを書くということに集中したい場合、Lightsailはめんどくさいことが多いです。

※ ちなみに、Lightsailで必要な設定は下記記事にまとめてあります。

WordPressをXserverからLightsailに移行するときの設定まとめ WordPressをXserverからLightsailに移行するときの設定まとめ LightsailのWordPressでSSL証明書を自動更新する(bncertツール) LightsailのWordPressでSSL証明書を自動更新する(bncertツール)

まとめ:LightsailはWordPressの利用に最適ではない

近年、クラウドサービスが非常に便利になり、低額でサーバーの立ち上げが可能になりました。

一方で、使用用途がWordPressの場合、AWSやGCPといったクラウドサービス以外にも優れたwebサービスが数多く存在しています。

ブログはブログを続けることが非常に重要であるため、ブログを書くこと以外の労力は減らしたほうが良いと考えています。

安いからといった理由でAWSやGCPを使うのではなく、多少は高くても使い勝手の良いサービスを利用するべきだと自分は思いました。

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Lighsailからエックスサーバーへの移行方法は下記にまとめてあります。

Amazon LightsailからエックスサーバーへのWordPressの移行方法