つみたてNISAやiDeCoで資産形成をしたいと考える方は多いと思います。
私は2020年からつみたてNISA、2021年から転職に伴いiDeCoを始めました。
この記事は、前回に引き続き17カ月のつみたてNISA・3カ月のiDeCoの結果がわかる、2021年9月の投資の結果報告です。
投資カテゴリ | 投資期間 |
---|---|
つみたてNISA | 2020/4~2021/9 |
iDeCo | 2021/7~2021/9 |
企業確定拠出型年金 | 2017/4~2020/10 |
前回の結果はこちら
つみたてNISAとiDeCoの制度説明もこちらで解説しています。
今月の金融ニュース:中国・恒大ショック
「中国版リーマン・ショック」発生か…!中国最大の不動産会社「恒大集団」破綻秒読みの深層
今月のニュースのピックアップは中国の大手不動産・恒大集団の破綻疑惑です。
結果的に破綻とは至らなかったものの、一時的に市場が落ち込みました。(中国不動産大手・恒大ショックで“世界同時株安” 東証急落、3万円割れ 巨大債務抱え…下請け企業や取引銀行に経営不安拡大の恐れ)
きっかけは9/20に利払いを行わなかったことで、その数日後にも巨額の利払いを予定していたことから債務不履行の不安が広がりました。
こうした大手の経営危機の場合、子会社・連携会社への影響の大きさを加味して政府が救済する場合が多いですが、中国「共同富裕」政策により、救済の意図はないとされたのが大きいのかもしれません。(共同富裕とは 中国、成長の裏で格差拡大)
なお、 恒大集団はその後利払いを済ませ、本件は落ち着いたように見えます。
投信への影響
そこで気になるのが、投信への影響です。
中国の一企業の債務不履行疑惑とは言え、世界経済に多少なりとも打撃を加えたので、実際に私が投資している銘柄の基準価格推移を見てみます。
日付 | 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)(eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)) |
---|---|---|
2021/9/17 | 15,698円 | 15,659円 |
2021/9/22 | 15,258円 | 15,158円 |
2021/9/30 | 15,544円 | 15,552円 |
米国株式・オールカントリー共に、9/22に多少下がってはいますが、その後回復しています。
世界経済・米国経済にはあまり影響は与えなかったようです。あくまで一時的なものと捉えてよさそうですね。
コロナ禍で落ち込んでいる経済にさらに打撃を与える結果にならず、安心です。
つみたてNISAとiDeCoの運用実績
今月分の投資によって、総金融資産は1,698,564円(前月比+¥31,608円)になりました。
今月の追加投資は、56,333円です。全世界株式が伸びの下支えをしてくれています。
つみたてNISAの投資内容
投資期間
投資期間は2020/4から2021/9の17カ月です。
銘柄毎の運用実績
毎日積立で 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) の一銘柄のみの運用にしています。
2020/4から上限の33,333円/月を投資しています。
iDeCoより上限額がおおきいので、まずは初心者向けにオールカントリーに入れています。
つみたてNISAに関しては、 恒大集団ショック の影響は全く受けていないです。
iDeCoの投資内容
投資期間
投資期間は2021/7~ 2021/9現在の3か月です。
2017/4~2020/10 に受け取った企業型確定拠出年金を移換金として、新たに運用を開始しています。
運用実績
恒大集団ショックがあったのが9/20で、買付タイミングの関係上、高掴みしてしまったようで、投資総額ラインが評価額を上回っている赤字です。
iDeCoも毎日買付ができればいいと思うのですが、調べたところ毎日積立ができる金融機関はなさそうでした。
現在運用しているのは下記4銘柄です。
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)(eMAXIS Slim 米国株式(S&P500))
- eMAXIS Slim 新興国株式インデックス(eMAXIS Slim 新興国株式インデックス)
- eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)(eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本))
- eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)(eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX))
改めて各銘柄のポートフォリオを占める割合を計算してみると、国内・新興国が世界の保有資産の割合を考慮したときに多すぎるので、掛け金には入れていません。
各銘柄の月当たりの掛け金
今月から上限の23,000円を拠出しています。
全世界株式は移換金やつみたてNISAでも所有しているので、割合は少な目です。
全世界はNISAで積み立てており、今月から米国株式への一本化を考えていたのですが、設定をすっかり忘れていました。
10月からは米国株式の一本化をします。
まとめ
2021年9月の投資結果をまとめました。
今月の 恒大集団ショック は長期で積み立てているつみたてNISAには影響がなく、投資が短期間のiDeCoには影響があるという結果がでました。
長期で積み立てておけば多少の変動には強いことがわかるいい例だと思います。しっかり老後までの長期投資を続けていきます。
今月からやっとiDeCoを上限まで引き上げることができました。申請から2カ月ほどで反映しました。
NISAと合わせるとそこそこの額になるので、上手く増えてくれるといいです。
[…] 2021年9月 つみたてNISA・iDeCo結果 […]