コロナ禍のため、出産事情は大きく変化し、立ち合いや面会の禁止により妊婦が一人で出産に臨むケースが増えています。
本記事ではコロナ禍での出産経験から、一人で陣痛を乗り切る前提での陣痛バッグの作り方のポイントをまとめ、必要な持ち物のリストを紹介します。
現在出産を控えている人で、出産もしくは陣痛時の立会いが禁止されている人
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陣痛バッグ作成のポイント
まず、新型コロナで立ち合いができなくなったことによって、特に気をつけた方が良いポイントを解説します。
- グッズは用途に分けて別々に入れよう
- 自分で使えるグッズに絞ろう
- 直前準備を行おう
グッズは用途に分けて別々に入れよう
陣痛を過ごす際、鞄が必ずしも手元にあるとは限りません。
何か必要な時は病院のスタッフの方に探してもらうこともあるので、鞄の中身は誰でもわかりやすく・お願いしやすくした方が良いです。
おすすめは、持ち物をカテゴリに分けてカラフルかつ透明なジップロックに入れ、トートバッグなどの覗き込んだらすぐ持ち物が見つかるような鞄にいれることです。
こうすることで、袋の色を指定するだけで、スムーズに欲しいものを伝えることができます。
ジップロックはIKEAやニトリで売っているようなデザインのものが良いと思います。
自分で使えるグッズに絞ろう
私は事前に陣痛バッグに持っていくものリストをたくさん調べて、持参しましたが、自分ひとりでは使えなかったものが多かったです!
下記に一例を紹介します。
- テニスボール
- うちわ
- 冷えピタ
- ホッカイロ
- リップクリーム
私の場合、冷え性なので、陣痛中上半身は汗だくだったにもかかわらず、足先は冷え切ってしまっていました。
病院のスタッフにお願いしたところ、暖かくするものを持ってきてもらえ、ホッカイロで温めるよりも効果的でした。
必要な物はもっと病院に頼ればよかった!と思いました。
想定外だったのは口呼吸になりがちな陣痛中の乾燥防止に持参したリップクリームです。
確かに乾燥し始めていたので使おうと思ったのですが、私の場合は陣痛の痛みがない間でも身震いが止まらず、リップクリームの蓋を取る細かい手先の動きができませんでした。
意外とできなくなることが多いことも、前提として陣痛バッグを作る必要があります。
直前準備を行おう
これまでの出産は、家族が立ち合いしてくれることによって、多少のことは介助してもらえる状況でしたが、立ち合いが不可な場合自分で全て行わなければいけません。
陣痛が進み、何もできなくなってしまう前に、病院に行くことが決まった時点で準備しておくことをおすすめします。
以下に私が事前にやっておけば良かったと後悔したポイントをご紹介します。
この程度のことも、陣痛が進むと辛くなるという参考にしてください。
- ペットボトルにストローを指しておく
- コンタクトを外して眼鏡をかけておく
- スマホにモバイルバッテリーを接続しておく
持ち物リスト
上記ポイントを踏まえて、陣痛に必要な持ち物は下記の通りです。
- 貴重品(母子手帳・診察券・保険証・財布)
- 入院書類
- 500mlペットボトル飲料(3本~)
- ストロー付きペットボトルキャップ
- ゼリー飲料
- 産褥ショーツ
- パジャマ(産院に用意がない場合)
- タオル(産院に用意がない場合)
まとめ
本記事では、私の実際の経験から、コロナ禍で一人で陣痛を過ごすための陣痛バッグの作り方のポイントをまとめ、必要な持ち物のリストを紹介しました。
意外と使えないものが多かったのと、病院スタッフに頼る機会が多かったことから、「こうしておけばよかった!」と思ったものをまとめました。
これから出産を迎えられる方の参考になれば嬉しいです。