この度、コロナ禍で妊娠・出産を経験しました。
感染症が拡大している中での妊娠・出産がどのような経験だったか、また、どう過ごすとよいかを記録します。
妊娠初期(1~4ヵ月)
感染予防策を見直そう
妊娠すると母体の免疫は下がります。
コロナ禍で感染予防の習慣が身についている中ではありますが、もう一段階予防策を引き上げるイメージで生活のありかたを見直しましょう。
- 会社出勤日を在宅勤務に切り替えた
- 日用品はネットで買うようになった
在宅勤務に切り替えると、感染予防対策だけでなく、色んな匂いを嗅ぐ必要がないので、吐き気や気持ち悪くなるつわりの諸症状悪化予防にも効果的でした!
また、できるだけ外出を控えるために日用品をLOHACOで買うようになりました。
買い物の頻度と量が減って非常に便利だったので、産後の今でも使っています。
携帯をソフトバンクかY!モバイルで契約していると、割引がきいて、近場のスーパーやドラッグストアで買うよりも圧倒的に安くなるので、おすすめです。
体によいものを食べよう
妊娠は必要な栄養素の量が変わったり、体調が普段とは変わってきてしまいます。
つわりで思うように食べれないこともあり、栄養補助食品で補うことがより重要になります。
- 葉酸・鉄分のサプリを飲み始めた
- ヤクルトを飲み始めた
妊娠中は特に血液の量が増えるため、赤血球の材料である鉄分と、赤血球を作る葉酸をしっかりとることが重要です。
ドラッグストアで売っているサプリで十分ですが、別々に買うと、一日の錠剤の量がかなり多いです。
私は錠剤を飲むのが得意ではなかったので、一日4錠のMama Lulaを飲んでいました。
また、妊婦は便秘に悩まされることが多いので、ヤクルトやミルミルを毎日飲むと腸内環境が改善されます。
効果を実感するまで数カ月かかるので、早めに始めることをお勧めします。
私は妊娠3ヵ月からヤクルトを飲み始めて、3ヵ月ほどで腸内環境が改善され、ニキビができにくくなりました。
産院を探そう
妊娠がわかったらすぐに産院探しをしましょう。
分娩と妊婦健診は別の場所でも問題ありません。人気の産院は妊娠初期の間に予約しないと埋まってしまいますので、できるだけ早めに調べ始めましょう。
- 個室か、大部屋か
- Wifiやネットが使えるか
- 入院中の差し入れや洗濯ものの受け渡しができるか
- 入院中に買い物ができる場所があるか
コロナ禍では、出産時の立会いが制限されていたり、面会が禁止の場合が多くあります。
産後、面会ができない場合、LINEやZoomを使ってWeb通話することで、親族に赤ちゃんの顔みせをすることができます。
気兼ねなく話すには、個室がおすすめです。
また、ビデオ通話をすると、多くの通信量を消費するため、ネットが使えると安心です。
計画分娩の場合、ポケットWifiを契約して持って行ってもよいかもしれませんね。
産後の入院は4~6日あるので、その間に洗濯物の受け渡しやコンビニに買い物に行けるか、など確認しておきましょう。
個人的には院内コンビニで持ってきてもらうには重すぎる飲み物やお菓子を自由に買えたのがとても快適でした。
妊娠中期(5ヵ月~7ヵ月)
計画的にワクチンを接種しよう
もし新型コロナワクチンが未接種の場合は、後期に入る前に完了するように接種の計画をしましょう。
妊娠初期でも接種は可能ですが、安定期に入り、悪阻が落ち着いてから接種するのでも十分間に合います。
新型コロナウイルスに感染した場合、妊娠後期における重症率は高く、また、感染時に陣痛が起きた場合は自然分娩できる状態であったとしても帝王切開に切り替えられることがあります。
基本的な感染対策に加え、産婦人科学会でもワクチン接種は強く推奨されているので、前向きに検討して下さい。
妊婦のワクチン接種に関しては別の記事にまとめています。
腰痛に備えよう
安定期に入ると体重がぐっと増えたり、服の上からもお腹が目立つようなってきます。
お腹の重みで腰痛になる場合がありますが、痛みがあっても出産が終わったら治癒するものとされ、積極治療してもらえないことが多いです。
ストレッチなどで痛みを緩和・予防する必要があります。
- 毎日マタニティヨガをする
- 骨盤ベルトを買う
私は安定期に入ってから、坐骨神経痛に悩まされ、歩行が困難になるほど悪化しました。
こちらのヨガは初心者向きで、出産直前まで続けることができました。
本格的に痛みを感じるようになったら、骨盤ベルトで補助するとよいです。
大型のアカチャンホンポなどで試着することもできます。
私は、以下の製品を妊娠中から産後も使いました。
せっかくのマタ旅は贅沢に
安定期に入って悪阻が落ち着いてくると、マタ旅(=マタニティ旅行、妊娠中の旅行のこと)ができるようになります。
部屋食や露天付のお風呂などの条件で絞ると、他の宿泊客と距離を保てることができ、感染予防の観点でもおすすめです。
産後はしばらく旅行できないので、思い出作りも兼ねて少し贅沢な旅行はいかがでしょうか。
妊娠後期(8ヵ月~10カ月)
入院・陣痛バッグの準備
コロナ禍の出産は、陣痛中に家族のサポートを受けられなかったり、入院中の面会が不可である場合が多いです。
そのため、しっかり準備をして快適な入院生活を目指しましょう。
また、入院時の交通手段がタクシーの場合は、タクシーの配車アプリを入れておくと良いです。
私は事前に陣痛時でも輸送してくれる近隣のタクシー会社を複数リスト化していたのですが、いざ配車依頼を出したときに、車が出払っており、全ての会社に配車を断られていました。
そこで、配車アプリで依頼したところ、ものの数分でタクシーが配車され、本当に助かりました。
私が使ったのは、GO タクシーです。
GOタクシーは友達紹介キャンペーンを実施中でクーポンがもらえますので、周囲にアプリを持っている方がいる場合は招待コードを教えてもらうと良いです。
もし心当たりがなければ私のコードを使ってください。
招待コード: mf-utvn8e
ベビーグッズの用意
妊娠後期にはベビーグッズの用意は着々と進めましょう。
実際には出産前に買わなくとも、どの製品を買うかの目星をつけておくと、産後の忙しい時期にどたばたする必要がありません。
- 衣類(カバーオール・ボディ肌着)
- 衛生用品(ボディソープ・沐浴桶・ボディローション・ガーゼ・爪切り)
- おむつ(新生児用おむつ・おしりふき)
- 寝具(ベビーベッド・敷布団・掛布団・各種カバー・バスタオル)
- 授乳(授乳クッション・哺乳瓶・ピュアレーン)
購入予定のグッズ管理には、Amazonらくらくベビー(旧ベビーレジストリ)のマイベビーリストが便利です。
子育て情報はネットも活用
通常であれば、この期間、ないしは妊娠期間を通して両親学級が自治体・病院で開催されます。
しかし、コロナ禍による両親学級中止が相次ぎ、本来であれば両親学級で得られていた情報が得ることができません。
私も、両親学級の抽選に落選し、受けることができませんでした。
両親学級の代わりになるものとして、私は自治体の助産師会などが公開している動画をお勧めします。
他にも助産師個人のチャンネルで情報を出しているものも多くありますが、個人の考えと一般的な情報がごちゃ混ぜになる傾向があります。
一方で、助産師会の動画は一般的な情報のみを扱う傾向が高く、教科書の代わりとして使うには最適です。
また、ベビーグッズ関連などは、環境によって要不要の状況が違うため、色んな人の意見を取り入れると良いでしょう。
私が参考にした動画は下記です。
ベビーグッズメーカーや販売店が出している「買うものリスト」は最大限の種類が掲載されているので、最低限の「買うものリスト」を軸とした動画なので、とても参考になりました。
まとめ
本記事では、実際にコロナ禍で妊娠・出産した経験から、妊娠期間中のおすすめの過ごし方を紹介しました。
何よりも大切なのは、ワクチン接種と感染予防策の一層の徹底ですが、コロナ禍でも旅行やおいしい食事などでストレスもしっかり発散していけると、楽しい妊娠期間になると思います!
本記事がご参考になると嬉しいです。