短期投資で重要なテクニカル分析の指標

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最近、短期投資を始めました。

長期投資ではチャートなどは全く気にせずに淡々と買い続けてきましたが、短期投資ではそういうわけにはいきません。

とりあえずYouTube(特に高橋ダンさんの動画)で勉強したので、勉強したことをまとめていきます。

テクニカル分析

株式相場を分析する方法として「ファンダメンタル分析」と「テクニカル分析」があります。

テクニカル分析は過去の株価の動きから将来の株価を分析・予測する方法で、ファンダメンタル分析は企業の業績や財務状況から将来の株価を分析する方法です。

今回はテクニカル分析について、高橋ダンさんのYouTubeをもとに自分なりの解釈でまとめてみます(間違っている可能性が高いので気をつけてください)。

種類概要使い方
MACDトレンドの変化を捉えるための指標シグナルラインをMACDラインが突き抜けたときにトレンドが変化したと判断
BB値動きの異常度を知るための指標・BBから出たときに少し利確
・BBの幅からRSIやMACDへの解釈を変更する
RSI過大/過小評価の判断に加えて、トレンドの変わり目を判断するための指標・RSIが70を超えていたら過大評価、30を下回るときは過小評価
・50をトレンドの変わり目と判断

MACD(Moving Average Convergence Divergence)

MACDはトレンドの変化を判断するときに利用する指標です。

シグナルラインとMACDラインの二つの移動線が存在し、MACDラインがシグナルラインを下から上に突き抜けたときは、株価は上昇のトレンドに入った可能性があります。

逆に、MACDラインがシグナルラインを上から下に突き抜けたときは下降トレンドに入った可能性があると判断します。

二つのラインの一般的な数式は下記になります。EMAは指数平滑移動平均です。

MACD = 12days EMA − 26days EMA
Signal line = 9days EMA of MACD

数式から、直近26日間の移動平均よりも、直近12日間の移動平均が大きいときにMACDラインが大きくなることがわかります。

あたりまえですが、株価が上昇しているときに上昇トレンドの判断となり、株価が下落しているときに下降トレンドの判断となります。

移動平均を計算する日数は状況に応じて変更する(比率は変えない方が良いらしい)のが良いそうです。

計算対象の日数に応じて、日ごとの株価の変動のブレをどう考慮するかを変更するといったところでしょうか。

BB(Bollinger Band)

BBは、株価変動の異常値を見つけることができる指標です。

MiddleBand = 20days SMA
UpperBand = 20days SMA + 2 * 20days SD
LowerBand = 20days SMA – 2 * 20days SD

SMAは単純移動平均で、SDは標準偏差です。つまり、20日間の単純移動平均の95%信頼区間を示すことになります。

UpperBandよりも上に株価が出たときは株価が異常に高いことを意味し、LowerBandよりも下に出たときには株価が異常に安いことを意味します。

使い方として、株価が異常であるという判断から、UpperBandよりも高い時には空売りをする、LowerBandよりも低い時には追加で買うといった方法があるそうです。

一方でほかの使い方として、UpperBandよりも株価が高い(or 空売り中にLowerBandよりも低い)ときには少し利確するという使い方もあるそうです。

また、BBの幅(BBW:UpperとLowerの差)も重要だそうです。

BBWが大きければそれだけ株価の変動が大きいことを意味するので、MACDやRSIによる上昇または下降トレンドの判断が簡単になるとのことです。

BBWを確認しつつ、MACDやRSIからトレンドの判断をするというのが良さそうですね。

RSI (Relative Strength Index)

RSIは株価の変動率から算出され、その銘柄が過大/過小評価されているかどうか、加えて、トレンドの変化を捉えるのに利用できる指標です。

RSIは下式で計算されます。

RSI = 100 – (100 / (1+RS))
RS = AverageGain / AverageLoss

AverageGain/Lossは、14日間の変動率の平均値です。

14日間で株価の上昇方向への変動率が大きいとき、RSが大きくなるのでRSIは大きくなります。そして、これは過大評価されている(一般的にRSIが70以上)という判断になります。

逆に、株価の下降方向への変動率が大きいときは、RSが小さくなりRSIは小さくなります。これは過小評価されている(一般てきにRSIが30以下)という判断になります。

また、RSIはトレンドの変化を判断するためにも利用することができるそうです。

RSIが50を下から上に抜けたときには上昇トレンド、上から下に抜けたときには下降トレンドといった感じです。

RSIが50というのは14日間のGainとLossが一致しているときですので、これまでは下降傾向が強かったがある日を境に上昇傾向になったなどが判断できそうですね。

まとめ

MACD, BB, RSIについてまとめてみました。

高橋ダンさんは動画内でトレンドに乗ることが重要であると言っており、実際に各指標をトレンドを捉えるために利用されているなという印象を得ました。

各指標について理解を深めていきたいと思います。

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